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目指している事

  • 私は福山が地元で、福山誠之館高校を卒業して岡山大学医学部へ進学しました。卒業後岡山大学医学部第一科に入局し、一般的な外科手術の研修をしました。その後米国ネブラスカ大学で肝臓移植の研究と手術を勉強し、第一外科にもどり腎移植手術も行いました。そのころ日本では脳死が人の死と認められておらず肝臓移植手術は不可能でした。
  • 私は外科医としての目標がなくなり、腎移植の経験から腎不全医療に関わる決心をして、1997年に地元福山で腎不全治療を専門とした高須クリニックを開業しました。設立時から人にやさしい医療の提供をモットーに、患者様が当院に来られて気持ちが明るくなり、さらに安心して治療を受けられる質の高い病院づくりを目指しています。
  • 開業して26年になろうとしています。ずいぶん多くの月日が流れました。その間透析機器の進歩や画期的な薬物の開発がなされ透析医療の質の向上はすさまじいものがあります。
  • 院長写真
  • 院長写真
  • 今を生きる透析患者様は、good longevity(元気で長生き)ができるようになりました。天寿をまっとうすることは夢ではなくごく当たり前になっています。
高須伸治院長

院長高須 伸治

私なりにこれまでの腎不全医療を振り返り、今後を展望したいと思います。30年前の透析治療はあまりにも水分制限や食事制限が厳しく長時間の透析であったため、生きるために透析をするのか、透析をするために生きているのかわからないと言われていました。今の透析医療は快適な治療へと進化しています。

同時に、透析を受けていない高齢者と変わらない寿命を手に入れています。さらに透析は進化を続け、患者様の自宅で血液透析を行うまでとなりました。臨床工学技士や看護師がいなくても、自宅で血液透析が可能となっています。在宅血液透析は生存率が高く、献腎移植に匹敵するとも言われています。もはや病院に来なくても自分の好きな時間に好きなだけ透析をすることができるのです。当院からも6名が在宅血液透析へ巣立っていかれました。いつの日かだれもが透析に自由にアクセスできるようになることを待ち遠しく思います。

経歴

昭和50年
広島県立福山誠之館高校卒業
昭和56年
岡山大学医学部医学科卒業
岡山大学医学部第一外科入局
国立岩国病院外科医員
昭和61年
岡山大学医学部第一外科研究室
米国ネブラスカ大学留学(肝移植研究)
平成03年
英国ジャパングリーンメディカル病院勤務
平成04年
腎不全センター幸町病院勤務
平成05年
笹原病院(現 福山城西病院)院長
平成09年
開業 高須クリニック院長
平成11年
医療法人伸寿会 高須クリニック 理事長

資格

  • 医学博士号
  • 日本外科学会認定医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 日本透析医学会専門医
  • 日本透析医学会指導医
  • 日本透析医学会教育関連施設認定

所属学会

  • 日本腎臓学会
  • 日本糖尿病学会
板野精之医師
  • 非常勤医師
  • 板野 精之

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本腎臓学会
  • 日本透析医学会
  • 日本高血圧学会
  • 日本腹膜透析医学会
  • 多発性嚢胞腎協会

認定医・専門医

  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本透析医学会透析専門医・指導医
  • 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
  • 日本腹膜透析医学会認定医
  • 多発性嚢胞腎協会PKD認定医
高須将伸医師
  • 非常勤医師
  • 高須 将伸

専門病院として、きちんとしたエビデンス(医学的根拠)に基づいた治療を心がけています。また、手術や透析治療に関しても、どういう施術が個々の患者様に適切なのかを親身になって考えて、加療を行いたいと考えています。

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本腎臓学会
  • 日本透析医学会
  • 日本臨床腎移植学会